ここでは、競馬の「サイン」について書いてみたいと思います。
どういったものをサインと呼ぶのか?具体的な予想方法や、過去のサイン予想的中例などを紹介します。
サインとは?
サインとは、競馬の予想法の一つです。その予想法は『レースの勝ち馬ははじめから決まっており、その勝ち馬を特定の人物にJRAの内部者などがなんらかの方法でサインを出して教えている』というのを読む予想法です。
しかし、もしこれが本当ならば、競馬は八百長が成立しているということになります。
したがって真面目な競馬ファンからするととても信じられない予想法であるのは確かです。
あくまでオカルト扱いの予想法でレースの結果を見れば後からこじ付けはいくらでもできます。
この考えとは少し違いますが、過去には『タカモト式』と呼ばれたサイン予想法があり、これは馬主、調教師などの人脈、さらにはJRAの集客、競走馬の生理面などまで徹底的に情報収集して、そこからサインを見つけ出すという予想法でした。
これは情報量が豊富であり、合理的とも取れる予想法だと感じます。
これだけの情報量は一般人には知り得ない情報であり、まずサインを見つけることは出来ません。
この予想法の的中率は別として、個々が予想するにあたり参考にはなる情報ですね。
サインを使って予想をするには?
一般人には『タカモト式』は不可能なので、先に述べた予想法を使う場合の話になりますが、例えば
・馬の関係者の誕生日など
・レース名にちなんだ数字や馬名
・話題のニュースや流行など
・その日競馬場に来場したゲスト
これは分かりやすいもので例えを出せばキリがないほど当てはまります。
こういったことを考えて予想していくわけです。
過去にあったサイン馬券の実例
・2012年の有馬記念の優勝はゴールドシップでした。そして2012年の今年の漢字は『金』でした。
・2014年の有馬記念ではジェンティルドンナが優勝しました。その時、ゲストとして長嶋茂雄が来場していたのですが、ジェンティルドンナと長嶋茂雄の誕生日が2月20日と同じでした。
・2015年のジャパンカップ。当時人気沸騰中の五郎丸歩がゲストとして来場しました。五郎丸といえば背番号15、日本代表。優勝したのは15番のショウナンパンドラ、さらに勝負服まで日本代表のユニフォームにそっくりだったのです。
まだまだありますが、キリがないのでこの辺にしておきます。
このようにサイン予想をする場合にはその時その時の時事ネタやニュース、ゲストなど競馬以外の知識も豊富に必要となります。
さらには主催者側のJRAの心情にいたるまで考えることも必要です。
この実例は本当にレース発走前に予想されていたのかは証明できないと思いますが、たとえ後付けだったとしても非常にユーモア溢れる予想であり、不思議と説得力まで感じます。
ちなみに爆笑問題の田中さんやみんなのKEIBAの井崎脩五郎さんはサイン予想法をよく活用しています。ぜひ検索してみて下さい。なかなか納得の面白い予想がありますよ。
まとめ
先にも述べましたが、サイン予想法はあくまでオカルト要素の強い予想法です。
レースが終わってみれば、『あ~確かに!』となるようなこともありますが、やはり自分の予想スタイルを変えてまでやることはないと思います。
自分で予想して、その予想に対してサイン予想も当てはまったとなれば、より自分の予想に自信が増す程度に考えてもらえればと思います。
しかし…本当にサインが出ていないと断言はしません。もしかしたら法則を掴んで大儲けしている人もいるかもしれませんからね…
余談ですが天皇賞春は毎年ゴールデンウィークの時期ですね。過去にはゴールドシップやスペシャルウィークが優勝していますね。
今年はどうでしょう?おや、怪しい馬名がいますね…
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