的中すれば最大6億円のチャンスがあるWIN5ですが、実際的中する確率はどれくらいなのでしょうか?
ここでは、出頭数などからWIN5の買い目が何通りあるのか、単純な的中確率は何パーセントなのかなどを分析した上で、高額配当を的中させるにはどんな戦略が有効なのかを見ていきたいと思います。
機械的に計算したWIN5の的中確率とは?
WIN5は合計5レースの勝ち馬を予想する馬券なので、単純な的中率だけで考える場合、出走頭数によってその確率は変わってきます。
例えば、5レースとも16頭立てだった場合、その確率は16の5乗(16×16×16×16×16)で1,048,576通りとなります。
的中率に換算すると、『0.000095%』となりますが、これは単純に○×クイズで20問連続で正解するのと同じくらい低い確率である、と言えます。
ちなみに、5レースとも14頭立てだった場合は、14の5乗(14×14×14×14×14)で537,824通りとなります。
的中率だけを見れば『0.000186%』となり、先ほどの倍に近い数字になりましたが、それでも途方もなく低い数字であることに違いはありません。
ここで挙げた確率は、全馬1着の可能性が同じという仮定での計算になりますので、上位人気なども検討すれば実際はこの数字よりもかなり高い確率になると思います。
しかし、それでもWIN5を的中させるのは至難の業であると言えます。
では、その的中率を少しでも上げるにはどのような買い方をすればよいのでしょうか?
WIN5を的中させた上で、高配当を取る方法とは?
以前、知人のブログでWIN5の的中報告を見ましたが、その人は5レースとも1、2番人気の馬を選択して、合計32点で約16,000円の配当を的中させていました。
しかし、この的中までに10週以上かかっていて、結果として的中はしたものの、収支の面では大きなマイナスとなり、現在はもうWIN5を買ってないとの事でした。
他の馬券でもそうですが、高配当を的中させる(=収支をプラスにする)には人気薄を買う必要があります。
しかし、全レース人気薄を買っていては的中させることはできませんし、さらに手を広げることで買い目も膨大な数になってしまいます。
これらを考慮した上で、個人的におススメの買い方は、
『3レースは絞って本命を狙い、2レースで手広く穴を狙う』
という買い方です。
例として、3レースを本命サイドで2点買いすると、2×2×2=8通りとなり、残りの2レースを穴狙いで6点買いすると、6×6=36通りとなります。
5レース合計の買い目は、8×36=288通りとなり、3万円以上の配当が付いた時点で収支はプラスとなります。
実際にWIN5の配当は、1頭でも穴馬(6番人気以下)が絡んだ時点で5万円以上の配当になることが多く、的中率や収支のバランスを考えても有効な作戦と言えるのではないでしょうか。
また1点勝負できるレースがあると購入点数はさらに半分となり、とても有利になります。
その分他のレースの点数を1点増やしてもいいですし、購入金額を200円にしてもいいでしょう。
さらに、上記の作戦を応用して、
『2レースは1点で本命、2レースは4、5点で中穴、残り1レースは大穴狙い』
といった狙い方も有効だと思います。
まとめ
WIN5で勝てる確率を少しでも上げるには、
『本命を当てるレースは、少ない点数でキッチリ絞る』
『穴を狙うレースは、しっかり手を広げて穴馬を逃さない』
この2点を基本として、しっかりメリハリをつけた買い方が必要になります。1回の購入における金額が大きい分、他の馬券以上にしっかりと対策を立てて臨むのが大切だと思います。