ターファイトクラブは日高の牧場が馬を提供することで成り立っています。様々な牧場の馬が所属していることが特徴で、当歳募集など早くから出資したい方にもおすすめのクラブです。
全体的な成績が高いわけではありませんが、G1レースに出走する馬もコンスタントに出てきます。今年も勝ち上がっている馬がおり、今後も注目できるのではないでしょうか。
オーパキャマラード 牝
厩舎:(栗東)本田優
父:ダンカーク
母:クロワラモー
生産者:村田牧場
早期デビューから短距離戦で勝利しています。
既に勝ち上がりを果たしており、今後のローテーションが気になる1頭です。
母のクロワラモーもスピード能力に優れており、そのスピードを受け継いだ印象があります。
父のダンカークも期待の新種牡馬であり、これからの走りに注目が集まります。
半姉も勝ちあがっており、コンスタントに走る馬を出す血統ですね。
エンパイアシュアー 牡
厩舎:(美浦)和田雄二
父:トビーズコーナー
母:チェリーシェル
生産者:荻伏服部牧場
ターファイトクラブでは2歳馬が2頭勝ちあがっており、幸先の良いスタートを切っています。勝ち上がり2頭のうち、1頭がエンパイアシュアーです。
早くから勝ちあがったこともあり、能力は高そうです。これから上のクラスでも良い走りを見せてくれるのではないでしょうか。
気性が勝っているようですがスピードがあるため、良い位置を取れれば今後も短距離レースで期待できそうな印象です。
カプラン 牡
厩舎:(地方)栗田裕光
父:タイムパラドックス
母:アリオーン
生産者:大滝康晴
現在は南関東で能力試験に向けて調整されています。入厩までも順調に進められており、初戦から期待ができるのではないでしょうか。
調教でもしっかり走れており、期待度は高めです。地方所属と言うこともあり、良い成績も期待できるのではないでしょうか。
ファンシャン 牝
厩舎:(美浦)畠山吉宏
父:トーセンラー
母:ボムシェル
生産者:エムエム、ヤマダファーム
8月4日の芝1200m戦でデビューし、3着と好走しています。スムーズに先団に取りつけていたことからも、早いタイムに対応できれば未勝利戦でも好走できそうなイメージです。トーセンラー産駒はスピード能力も高そうで、今後にも期待が持てそうです。
ボムシェルの産駒は地方での勝ち上がりはありますが、現在中央での勝利馬がいないためファンシャンには頑張ってもらいたいですね。
北海道でデビューしたこともあり、夏の間にもう1戦できるのではないでしょうか。
クイーンハーツ 牝
厩舎:(栗東)西浦勝一
父:キングカメハメハ
母:カワカミプリンセス
生産者:三石川上牧場
母のカワカミプリンセスは高い能力を持ち、芝のレースで好成績を残しています。
馬体はやや小柄ですが調教でもしっかり走っており、デビューに向けて態勢を整えられそうです。
父がキングカメハメハと言うこともあり、馬体や走りの力強さも期待できるイメージです。がっちりした筋肉も魅力的で、十分大きなところを狙えるのではないでしょうか。
スマッシュハートの2016 牡
厩舎:(栗東)西村真幸
父:ダンカーク
母:スマッシュハート
生産者:酒井牧場
成長度からは晩成傾向も考えられますが、ダンカーク産駒は様々なクラブで募集されており期待の高まる1頭です。
牝系からもダンカークの血統に合うイメージが持てます。
現在は育成段階ですが、うまく成長してくれれば秋以降に姿を見られるのではないでしょうか。
フェアリープール 牝
厩舎:(栗東)松下武士
父:ドリームジャーニー
母:アンノウンウォーターズ
生産者:笹島智則
母の産駒にはメイショウクオリアやメイショウテッサイなど、重賞戦線で活躍した馬や順調に勝ち上がった馬が多い印象です。父ドリームジャーニーもコンスタントに走る馬を出しているので、安定感ある走りを見せてくれるのではないでしょうか。
芝のレースで堅実に走ってくれそうなイメージがあり、デビューまで進められれば順調に走ってくれるのではないでしょうか。
ハバネロ 牝
厩舎:(栗東)清水久詞
父:トーセンラー
母:スパイシーソース
生産者:三石川上牧場
半兄も勝ち上がりを果たしている馬がおり、十分にやれそうです。また父は新種牡馬として注目を集めているトーセンラーです。
注目度も高いのではないでしょうか。やや小柄な馬体ですがスピードはありそうで、秋頃にはデビューに向けて態勢が整うのではないでしょうか。
芝のレースでセンスの良い走りが見られるイメージです。
まとめ
ターファイトクラブでは既に2頭が勝ちあがっており、募集頭数から考えるとかなり良い成績です。
定期的に活躍馬を送り出す印象で、インカンテーションやファンディーナなどG1戦線で活躍を見せてくれる馬もいます。
様々な牧場の馬が募集されており、血統のラインナップも多めです。
2歳戦から能力を発揮する馬も多く、2018-2019デビュー馬もまだまだ順調に勝ち上がってくれそうです。